前回からの続きです。
次の日。
ふと、
「そういえば、自分が成人式の写真を撮る時に使った
草履とバッグがあったな・・。
末広も結婚式で使ったのが、
あった気がする。
あれって、使えないのかな???」
と、思い出しました。
成人式の時、振袖はレンタル。
訪問着と草履とバッグを
買ってもらっていました。
婚礼ダンスの上に乗っている
ケースから箱を降ろして
見てみました。
使えないこともないような・・・。
姉にlineしてみたら、
「さすがに成人式の時のは、
無理があるでしょう」
と、返信が帰ってきた後、
写真を送ると、
「柄的にはいけるか???」
との反応。
まぁ、結論を言うと、
キャンセル料が
かかる時期であることもあり、
そのままレンタルでいく
ことにしました。
今回、あらためて、
草履とバッグを
手にして思ったこと。
確かに
40年前の草履は、
歩いているうちに
壊れる可能性があるし、
バッグの型も古いに違いない。
(持ち手がチェーンだし…)
デザインや格も
今の自分の年齢に
合うのかもわからない。
そもそも、これは
20歳の私に
親が買ってくれたモノ。
40年来ていない服や靴なら
迷わず、手放せるのにー。
慣れない
普段着ない
着物のこととなると
手が止まります。
これ、また、いつか
使うかなぁ???
60歳過ぎた私が使ったら
変???
そもそも、使う機会ある???
これ、このまま戻したら、
ずっと、このままだよね。
整理収納アドバイザーとしては、
どうなの???
このまま、箱にしまわれて
ずっと、日の目を見ないなんて、
草履やバッグに
申し訳ないわぁ。
気がつくと、
モノ的にはまだ、
使えないこともないモノに
執着し、
頭の中で
使えるシチュエーションを
必死に探し続けている
自分がいました。
まさに
整理収納アドバイザー2級講座の
「捨てられない心理」そのもの。
思わぬところで
捨てられない人の気持ちが
実感できた
アラカン整理収納アドバイザーの
安田です。
それではまた!