海辺の映画館ーキネマの玉手箱 ④ | ポン太の映画三昧ブログ

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殆ど映画ネタに終始予定。
新旧ネタが入り混じるので
悪しからず。

改めて解説を読み直してみると元となった
のは原爆の犠牲となった「桜隊」と呼ばれる
移動劇団の実話に着想を得たようだが、同じ
役者が何度も出てくるのは劇中劇という事か。

 

その辺りの説明もなく唐突にアクセル全開で
突き進んで行くものだから、観る側としては
正直何がどうなっているのか分からないまま
ジェットコースターに乗っている状態である。

 

込められた反戦のメッセージが伝わったかと
言うと何とも言えないのだが、元々は気軽な
エンタメ作品を撮るつもりだったという事で、
監督の頭の中で何かが閃いたのだろう。

 

普通に撮ればもっとストレートにメッセージ
が伝わったのかもしれないが、それでは凡庸
な作品になった可能性もあるし、永遠の映画
少年である監督自身が望まなかったのだろう。

 

ともかく最後にとんでもない置き土産をして
旅立った大林監督だが、これを観てまた何か
やってやろうという若い世代が現れる事を
天国で心待ちにしているのかもしれない。

 

エンドロールで「映画はまだ途中ですが・・・」  え!?