元F1ドライバーのニキ・ラウダが先日70歳で
亡くなった。偶然ラウダの実話をベースに
した「ラッシュ 友情とプライド」の過去記事を
読み返していたので驚いたが、以下にその
一部を再録したい。
天才F1ドライバーと呼ばれたラウダは1976年
のレースの事故で瀕死の重傷を負うが、その
ライバルであるジェームズ・ハントの戦いと
友情を描いた物語である。
実話系の作品はドラマが長くなってダレがち
だが、レースシーンを随所に挟んでいる事も
あってテンポが良かった。二時間を超えてい
たが、長さは全く感じなかった。
レースの事故で一分間も炎に包まれ、重度の
火傷を負うラウダだったが、苦痛を伴う治療
を経て、僅か42日で再びレースに復帰するの
だった。そのラウダの執念には驚きと共に
目頭が熱くなった。
(若干ネタバレ)ラウダの原動力となったのが
ハントの存在だったが、復帰戦でラウダは
いきなり4位に食い込み、最終決選は日本
グランプリに持ち込まれる。しかしレースの
途中、ラウダが取った行動は・・・
このラウダの決断には共感できたし、一方で
正反対のハントにもまた共感できるものが
あった。互いの存在を認めつつ、決して馴れ
合う事のない永遠のライバル。二台のマシン
が迫り来るラストカットは号泣ものだった。
