実話の映画化と聞いていたが、最後に
「実際の事件に着想を得た。」と出た
ので脚色した部分はそれなりにあった
のかもしれない。
イーストウッド演じる園芸家のアール
は仕事に没頭する余り、家族と疎遠に
なっていた。その上、事業に失敗して
無一文になっていた所へ「運び屋」の
仕事が舞い込む。
ある荷物を車で目的地に届けるだけで
大金が手に入る。危険な臭いを感じて
いたアールだったが、その大金で孫の
結婚式の費用や世話になった施設の
再建費を提供し、やり甲斐を見出す。
そんな中、最近大量の麻薬が動いて
いる事を知った麻薬取締局のコリンは
アダ名で呼ばれている男に目を付ける
のだが、それがまさか90近い老人だと
は知る由もなかった・・・
といった感じで、ストーリーは思った
よりシンプルだったが、ロードムービー
的な味わいもあった。犯罪ドラマの一面
も勿論あるのだが、それよりも家族との
絆に重点を置いている感じがした。
何よりもあのイーストウッドが主役を
張っている姿を見るだけで、どんな内容
であれ、七割程度は既にOKなのだが(笑)
ピックアップトラックを飄々と乗り回す姿は
とても90手前とは思えなかった。
「あれから40年、色々あったなぁ・・・泣けるぜ。」(by 山田康雄)
