ボヘミとハイランダー | ポン太の映画三昧ブログ

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殆ど映画ネタに終始予定。
新旧ネタが入り混じるので
悪しからず。

以前の記事にも書いた「ハイランダー」には
クイーンが主題歌を含む数曲を提供しているが、
先日ようやく全編を鑑賞した。これまで何故か
観る機会がなかったのだが、ボヘミがキッカケ
になった。もう既に30年以上も前の作品になる。

 

不老不死の体を持つ主人公の400年以上にも
渡る戦いを描いた作品だが、物語は過去と
現代を行き来する。過去のシーンは重厚感が
あるのだが、現代が1986年という事で少々
古臭さと安っぽさが否めなかった。

 

とは言え、映像に凝るラッセル・マルケイ監督

の手により、ケレン味と妙なパワーに溢れる

怪作に仕上がっている。ショーン・コネリーの

ゲスト的な出演も作品に箔を付けていた。

 

クイーンの曲は冒頭に「プリンシス・オブ・
ザ・ユニヴァース」が流れて掴みはOKな感じ
だったが、他に効果的に使われていたのは
「リヴ・フォーエヴァー」である。

 

ボヘミの中でも使われていたが、フレディの
エイズ感染が発覚するシーンである。毎度
ここで涙腺が刺激されるが、「ハイランダー」
では主人公が年老いて死んでゆく妻を看取る
場面で流れる。

 

不老不死の自分はこの先も孤独に生き続け

ねばならない。「誰が永遠の命など望むのか。」

という詩は今作ではストレートな感情を表した
ものだが、ボヘミでは余命を知ったフレディの
心情を皮肉めいた形で代弁している。

 

この曲はブライアン・メイの手によるものだが、
「ハイランダー」の為に作った曲を敢えてこの
場面に使用したのはブライアンの希望だったの
だろうか。いずれにしても二つの作品で相対的な
意味合いを持つ形となったが、見事な選曲だと
言えるだろう。