今作には主役らしい主役はいないし、台詞
もかなり少ない。主に陸・海・空の三つの
場面が交互に描かれ、時間軸も行ったり
来たりする。
そこが少し混乱を招く所もあったのだが、
戦闘機の空中戦などは一気に観せて欲し
かったのに、途中で場面が変わって時間も
戻ったりという所がもどかしく感じた。
そういった戦闘シーンは殆ど空中戦のみで、
後は兵士達が脱出するだけの物語と言って
も過言ではないのだが、そこはノーランの
狙いでもあったようだ。
「これはサバイバル・サスペンス映画で、
血まみれの部分が掛けている。」と本人も
語っているように、戦争物でありながら
血生臭い描写は殆どない。