某週刊誌に新海監督の父親のインタビュ-が
掲載されていたが、地元の大手ゼネコンを
経営する社長と聞いてはいたが、誌面で見る
のは初めてだった。
会社は息子に継がせるつもりでいたが、若い
うちしかやれない仕事があると言って、自ら
ゲーム制作会社に入ったのがアニメを手掛
けるキッカケになったそうである。
その頃の親子関係は如何ばかりだったろうと
察するが、今や日本を代表するアニメ監督に
なったのだからもう自慢の息子だろうし、会社
のCM制作をお願いしたらと聞かれると「新海
監督なんかにとても」と、おどけていた。
作品中ではテッシーという三葉の同級生が
登場するが、父親が建設会社を営んでいる
という設定だったり、ラストでは瀧が就職先
にゼネコンを希望して面接する描写がある。
これはやはり自らの姿を投影している部分
だろうし、作品を通して父親に自分の思い
を伝えようとしたのかもしれない。何れに
しても羨ましい親子関係である。