この作品が公開された直後の雑誌に掲載
されていたインタビュ-で、新海監督は
「少しでも世の中が良くなればいいと思い、
この作品を作った」と語っていた。
最初に聞いた時はピンと来なかったのだが、
この作品には「争いをやめよう」とか「自然
を大切に」とかいった何か明確なメッセージ
が込められているわけではない。
しかし作品は予想外のメガヒットを記録し、
連日劇場は満員、グッズも飛ぶように売れ、
その経済効果は計り知れない。モデルの街
を訪れる聖地巡礼もブームになった。
普段映画を観ない人も劇場へ足を運び、同じ
時間を共にし、感想を語り合う。それがまた
口コミで拡がり、新たな観客を生み出す事に。
現実から少しの間だけ離れて映画の世界に
浸り、笑いや感動を多くの人が共有した。
そしてそこから生まれた感情が何かプラスに
変わり、それが少しでも世の中が良くなる事
に繋がる・・・これが新海監督が想い描いた
理想の一つなのではないだろうか。そんな事
を思いながら六回目を予定するのであった(笑)