この作品は物語のテンポ、主人公とその仲間のキャラ、
3Dでの臨場感など全てが良かった。監督はロバート・
ゼメキスだが、近年の作品はあまり観ていなかったが、
その手腕はまだまだ健在である事を実感した。
主人公を演じたジョセフ・ゴードン=レビットは実際
に綱渡りの訓練を受け、かなりこなせるまでになった
らしい。もちろん高所での綱渡りは合成を駆使してい
るが、演技にリアルさを増す事に成功していた。
その仲間たちの役者はベン・キングスレー以外はあまり
知らない俳優が多かったが、それぞれが適材適所でいい
味を出していた。中でもヒロインと高所恐怖症の教師を
演じた役者が良かった。
一部では「犯罪賞賛映画か?」という感想も見られたが、
誰を傷つけたわけでもなく、寧ろ人々に夢と希望を与えた
実話として今も語り継がれているのではないだろうか。
そして今は無きWTCに敬意を払ったラストに涙を誘われた。