(若干ネタバレ)タイトルからはアクション・
アドベンチャー的なものを想像してしまうが、
実はそうではないという情報を知ってはいた。
しかしやはり若干の物足りなさは感じた。
終盤にもう一度巨大鯨に遭遇するものの、派手
な闘いはなく、弱ってゆく乗組員達のシーンが
メインなので画的に地味と言えば地味だった。
たが史実と考えるとやはり壮絶ではあった。
元々は「ラッシュ」の撮影後にヘムズワーズが
ハワード監督に脚本を見せたのが発端という事
だったが、同作や「アポロ13」と同様に史実を
エンタメ作として仕上げる手腕は見事だった。
鯨との戦いや遭難シーンはCGと海上ロケを組み
合わせて見応えがあったし、ヒューマンドラマ
としても重みと感動があった。ただ「ラッシュ」
のように何回もリピートするほどには感じられ
なかったし、その辺りが少々残念ではあった。