昨日、ネットで「高倉健さんの最も思い出に残る作品」の
アンケート結果が発表されていたが、全体で約6万票近くの
投票を集めていた。
その結果、第一位が「幸福の黄色いハンカチ」第二位が
「鉄道員」、そして第三位が「ブラック・レイン」だった。
個人的には「ブラック・レイン」が一位なのだが、この三位と
いうのも意外に高いランクインで驚いた。
年齢層によっても好みの作品は違ってくると思うが、やはり
ハリウッド作品でありながら大阪が舞台で、日米豪華俳優の
共演、そして松田優作の遺作になったという点でも話題性の
多い作品だった事が人々の印象に強く残ったのかもしれない。
そして健さんの存在感がこの作品の大きなポイントになった事も
間違いないが、印象に残るシーンの一つが、かつて汚職を働いた
主人公の刑事に、健さんがソバを一緒に食べながら静かに諭すと
いう場面である。英語が堪能という事もあり、更に深みを増していた。
後は惨殺された主人公の相棒の形見を手渡す所もグッと来たし、
空港の別れのシーンも忘れ難い。ともかくそれまでの健さんの
出演作のいい所が凝縮されたような感じもあるし、第三位に入る
のも納得のハードボイルドな一本である。