(引き続きネタバレ有り)そのラストとは、主人公・
宮部はゼロ戦で米空母に特攻をするのだが、爆弾は
不発で機体は甲板上で砕け散る。
宮部の体も同様だったが、九死に一生を得た米兵達は
怒りを宮部の遺体にぶつけようとする。しかし上官は
兵士を叱咤し、神業的な腕を持つ宮部の勇敢さに敬意
を払うように告げるのだった・・・
というものだったが、映画では宮部が空母に体当たり
する寸前で幕を閉じる。原作の悲惨な最期とは対照的
に映画は綺麗に終わらせたという印象が否めないが、
ここは是非が分かれる所ではないだろうか。
こういった「特攻」をテーマにした作品は今まで何本
も作られてきたが、その度に「特攻を美化している。」
云々の議論が繰り返されている。制作側はそういった
意図はないのだとは思うが、ああいう終わり方だと
そのような感想が出ても致し方ないかもしれない。