もう一本忘れてはいけないのが、2年前の「ハート・
ロッカー」で作品賞を受賞したキャスリーン・ビグロー
監督の「ゼロ・ダーク・サーティ」である。これはビン・
ラディン強襲作戦の実話を映画化したものだ。
まだあれからさほど月日が経っていないが、こんなに
早く映画化してしまう所がまたアメリカらしい。内容が
内容だけにプロパガンダ的な意味合いも懸念されるが、
作品は一級のアクション・サスペンスに違いないだろう。
ビグロー監督は出世作の「ブルースチール」から一貫
して男勝りのハード・アクションを描いてきたが、2年前
のアカデミー賞では元ダンナのジャームズ・キャメロン
と作品賞を争い、しかも勝ってしまった。
今回は内容的に作品賞までは難しいと思われるが、
これに刺激されてキャメロンがハード・アクションに
復帰する事を期待したい。「アバター」の続編も気に
なるが、個人的にはアクション全開でお願いしたい。