保健室の死神
2009年 3位
総合 201位
最初は飛ばしながら、読んでいて、途中で読み直した作品
「ぬ~べ~」を一応知っているので、「ぬ~べ~」のノリなら面白そうかなと思った
やはり、絵が見やすいという意見も多いし、そうだと思う
たが、敵が弱くてアッサリ解決しすぎるというのもあるが、ギャグマンガ的分類らしいので、作風だと理解
評価
・作品の方向性がわかって来るにつれ、予想以上に私の中で評価が急速に上がりつつある作品。
キャラの作り方は巧いのに、ストーリーの構成能力にやや難あり、な典型的なパターンだと思います、正直^^;。
個性がある人物が揃っているのに、もうちょっと各話でのキャラ配置を考えればと言うか、見せ方が上手くないなぁと言うか・・・。
・画力も高く、話の内容もわかりやすいので全体的に読みやすい作品だと思います。ただこの半年近く連載で、多くのキャラクターが登場し、またこの漫画の敵役である「病魔」とも毎回のように対決しているわりには、ストーリーは全体的にワンパターンな感じで終わっているように感じました。
・病魔の設定「人の心の隙に付け込む」という設定のおかげで、病魔に罹った登場人物の負の面が浮き彫りに。しかし不快になる事もなく、キャラを立てる事に成功しています。
・毒気がなさ過ぎるのも問題かな。作者が今以上に漫画家として前へ進もうとしてないように見えて、この漫画の先があまり気にならない。
こういう作風もありだとは思うが、過酷な生存競争を繰り広げるジャンプの中で、
この漫画がほかを蹴落としてでも存続していく価値があるものだというアピールが足らないように見える。
せめてエロはやらないなりシリアスはもっと作り込むなり、作者の意思表示があと1つ2つ欲しい。
・【良い点】絵と序盤。女の子が可愛い。
・「面白さ絶対主義」の名の下、多くの良作を闇に葬り去ってきた少年ジャンプの中で、多くの人間の予想に反して生き残っている作品連載当初はシリアス的な展開が多かったが、てこ入れによって若干のギャグ展開を
交えることで成功を収めた作品です
・病魔が人間のどういう部分につけこんでくるかを考えなくてはいけないのでアイデアを出す苦労が忍ばれます。男子生徒は皆素朴で明るく、ほのぼのとしていて好感がもてます。しかしなんといっても鏑木。一人で不良を全滅させる無敵ぶりと正義感。いやかっこいい・・
・本好、藤、美作などのキャラの良さ
口が悪いのに、気配りができているため好感が持てる美作、その美作を慕う本好、ふてぶてしさにおいては右に出るものはいない藤など、個性的で好感のもてるキャラが多い。ときどき、困ったちゃんも出てくるけど。
・現在の連載陣の中では異彩を放つ漫画。基本1話完結型で無難にまとめてくれるから読みやすい。
個人的に良キャラは藤と美作で、メインキャラに嫌いなやつがいないからストレスもあまり感じない。
ただこのキャラ配置だからこそシリアス長編は相性が悪い気がする。
- 保健室の死神 1 (ジャンプコミックス)/藍本 松
- Amazon.co.jp
- 保健室の死神 2 (ジャンプコミックス)/藍本 松
- Amazon.co.jp