私はカーマニアだが、何もスーパースポーツばかりが好きなわけではない。

 

確かにフェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、ポルシェ、アストンマーティン、ロータス、マセラティに代表されるようなスーパースポーツは乗るだけでドーパミンがあふれ出て自分の世界観に浸ることができるので面白いことは確かである。

 

ただ個人的にはスーパースポーツは1人で乗る者であって、同乗者とのんびり乗る車ではないと思っている。

 

同乗者ののんびり移動して楽しむためには、形が個性的で扱いやすい車のほうが最適であると言えるだろう。

 

車で一番個性的に映るのはデザインであろうが、残念ながら日本車は無難なデザインが多く落ち着いてみられることは確かだが、面白さを感じられるかと言われると疑問が残るクルマが多い。

 

日本車でいい意味で変な?クルマと言えるのは軽でありながらも数多もスーパースポーツ達と同じミッドシップレイアウトを採用したホンダ・S660、ローパワーながらも走る楽しさを全面に押し出して世界にオープン2シーターを広めたマツダ・ロードスターあたりだろうか。

 

現行ロードスターならばノーマルよりもリトラクタブルハードトップを採用したロードスターRFのデザインが面白い。

 

完全なオープンをハードトップで実現することが難しいことを逆手にとってファストバックを採用してデザインに溶け込ませてしまったマツダのデザイン部門には拍手しかない。

 

S660は実質1人乗りであることを体験したことがある方は理解できるだろうが、それでもあえて発売したホンダに賞賛を送りたい。

 

個人的な今の変な車のベストはシトロエンC4カクタスだろう。

 

あれを目の前にしてしまうと一撃で悩殺される。

 

あれはいかん。

 

あそこまで強烈にほしくなる車を最近では出会ったことはない。

セミATで楽しめたポロGTIがツインクラッチのDSGの故障で愛車からさようならとなった。

 

修理をしてもいいかもと思っていたのであるが、ほぼ内部の部分が破壊されており、修理費用が90万円と言われてしまったので辞めておいた。

 

VWグループの乾式7段DSGにはよく壊れるという情報もあるので、ここで壊れては困るということで、現在は小さめのディーゼルエンジン車に初めてのディーゼル生活を満喫中。

 

ディーゼルのガソリン車とは比較にならないパワーには驚くばかりで、さらには燃費が同じ排気量のガソリン車とは比較にならないほど伸びることにも驚き。

 

現在の車では満タンでタンクが空になるまでおおよそ900キロ以上が走行できることを私が実際に走行して確認済み。

 

とはいうものの、トランスミッションがATなので私は不満が残る。

 

ということで安めで楽しめるMTはないかと物色中である。

 

個人的に現時点で最高のMT車はプジョーRCZ・Rなのであるが、日本では限定車であっただけに価格が400万円以上してしまうので、MTに乗りたいだけで購入することには迷いがありすぎる。

 

日本車は欧州で売っているものにはMTがあるものの、日本市場ではMTはほぼ全滅しているのでそもそもとして比較対象が存在しない。

 

現在考えているのが、ルノー・ウインド、アルファ147GTAの2つ。

 

どちらもカーマニアとしては強烈な魅力を放ちながらも価格は高くても100万円台とおいしい限り。

 

希少性ではオープンのルノー・ウインドに軍配があがる。

 

MTプラスオープンエアが楽しめる魅力は何よりも代えがたい存在である。

WRC(世界ラリー選手権)で現在最強のフォルクスワーゲンチームの突然の撤退でセバスチャン・オジェ、ヤリ・マティ・ラトバラ、アンドレアス・ミケルセンの3人のWRCウィナーがフリーとなった今シーズンのストーブリーグ。

 

フィンランド人のラトバラは予想通りというかすべてかフィンランドで固められており、もはやどこのチームかわからなくなっているトヨタへと移籍することになった。

 

3人の中で経験はたしかに長いかもしれないが、メンタル的な弱さを見せるラトバラをフィンランド人であるということで選択したチーム代表のトミ・マキネンには残念な気持ちしかない。

 

今後のチームの成長を考えるのであれば若手の有望株であるミケルセンであったろうし、一刻も早く世界王者になりたいのであればオジェの選択肢しかなかったであろう。

 

だがトヨタは3人の中で最も残念な選択をすることになった。

 

4連覇中の王者オジェは最終的にはMスポーツ(フォード)へ加入して来シーズンはフィエスタWRCを操ることになった。

 

そのオジェの乗るフィエスタWRCの映像が公開された。

 

レッドブルとオジェが合わさるだけで昨年までの最強のフォルクスワーゲンチームが思い起こされて強く見える。

 

Mスポーツはフォードの車両を使用しているものの、ワークスではないので資金面でどうかと思っていたのだが、レッドブルの資金でワークスなみの開発費と速度を手に入れるかもしれない。

 

長らく遠ざかっていたフォードのチャンピオンの可能性が出てきたのではないだろうか。