観戦記 エドゥアルド・トロヤノフスキーvsジュリアス・インドンゴ | ボクシング独我論~最高の技術と,戦術眼と,知識を,君に~

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試合結果:インドンゴ初回KO勝利

 

*フレームアウトするコラレスの拳

*絞って、絞って、しかし最後は結局選択を強いられる。

 

 

前戦の影響で日本でも名前が売れたエドゥアルド・トロヤノフスキー、ナミビアン・サウスポー、ジュリアス・インドンゴにまさかの初回KO負け。
敗因はシンプル。横着と言われても仕方ない立ち回り。各パンチ最低一発は様子みないとね。大胆通り越していくらなんでも無防備すぎた。


以下、タイマーの時刻表記で。
パンチの出処、トロヤノフスキのリアクション、スローで見るに2:44、顔面へのジャブに対するステップバックからの左ボディアッパー、2:28ボディジャブに対する迎撃の左アッパー、2:23並進の右ストに対する左ボディアッパーのカウンターのイメージが頭にあったのは確か。
インサイドへの侵入、パンチを絞ってラインで守るディフェンスアプローチとシチュエーションも同様。

 

 

開始直後に一発見せた左ボディストも同様の軌跡を描いているため、一発狙いのフェイント、意図して狙い打ちしたパンチではないと思う。(いや、狙ってるんだけどね)


p.s.
要領いい守り方だがいざ食う時に被害甚大。内山も同様。パッキャオ、メイウェザーは格が違う。