integrity1221のブログ
ドガのエトワール(踊りの花形)


芸術は芸術家が創りだすものだろうか?それとも鑑賞する観客が創るものなのだろうか?

これは芸術に関してよく言われる疑問の一つであると思う。そして、この問いに関する最近のハヤリ的な答えとしては「芸術とは芸術家と観客の相互作用によって作られるものだ」というものだろう。

これは「相互作用」という現代のキーワードを使いたいだけなのではないかなと長い間僕は思ってきた。「一方向から双方向へ」というのが現代思想の潮流なのでこのような言説が出てくるのだと思うのだけど、芸術作品を楽しむ場合、僕らは常に解釈の追随者であって、僕らが意味を作り出すことは少ないのではないかなと思うのである。(もちろんピカソのゲルニカを見て牛肉のステーキを想起するのは自由だが、それは”意味”ではない。想起だ。)



そこで、ドガのエトワールを例にとって鑑賞者たる僕らは多くの場合芸術家の思考を追随することで芸術を楽しんでいるのだという事を示したいと思う。そして、ドガの作品を楽しむことが今回の文章の目的である。

華やかなバレリーナ。美しい舞いを見事に表現している。「踊りの画家」と言われたドガの本領発揮といったところか。淡い色合いのなかにバレリーナの優美さ華麗さが表現される、それはまさに光であり、一瞬における美の発露である。

ふと後ろに眼を向けると黒い影が見える。この影はなんだろう?

当時はバレリーナのパトロンになるのが広く広まっていた。今でいうタニマチだが、いつの時代もパトロンになることは一種のステータスである。また、バレリーナの側からしてもパトロンがいなかったら自分の舞を表現する場に立つことが出来なかったかもしれない。

そうすると、この絵の見え方はだいぶ変わってくる。

光たるバレリーナの華やかで優美な世界の裏にはパトロンが示す闇がある。

光は闇によって充足され、闇もまた光の美しさによって闇たりえるのだ。


この作品の素晴らしさはこの点に尽きると思う。矛盾をはらんだ世界に僕たちは生きていて、完全な正義もなければ、完全な悪もない。美もまた闇と共にあるのだということを華やかなタッチで描くことでこの作者ドガは何を伝えたかったのだろう。

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葉巻の強烈さについて。

昨日1週間ぶりくらいにワインバーに行ってきた。まずは村名ワインVolnay1997を注文。ドメーヌ名は忘れたけど1997年に独立したドメーヌらしく、1級畑のワインを村名ワインに格下げしたものらしい。(そうすればいっぱい売れるから)だから比較的安くおいしいワインが飲めるということ。キャッシュフローが厳しいのはベンチャーもワインも一緒なんだなと思った。



食事を済ませ女の子が帰ったので、いきってやろうと葉巻を吸ってみた。

これがまずかった。。。味は大変美味しいんだけど、何せ酔いが回る。。

葉巻のすこしチョコっぽい香りを感じながらコニャックとラムを。

店が閉まってからオーナーと店の皆とワインを。

かなり酔った。ものすごぉ酔った。

教訓:葉巻は締めで。葉巻を吸うならばお酒は控えめに。1回1本までで。
   
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IFRSについて少し書きたいと思います。

まずIFRSって何だ?
IFRSとは国際財務報告基準(International Financial Reporting Standards)。IASBという機関によって設定される会計基準のことを言います。

ちょっと待って、会計基準って何だ?知ってるようで定義しろと言われると困るような。。。
会計基準というのは財務諸表を作成する際のルールを言います。財務諸表は貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)からなるものを言うんですけど、これは企業の成績表です。

つまり、IFRSとはIASBという機関が作った企業の成績表を作る際のルールのことをいいます。

会計基準にはいろいろあって日本基準、米国基準など様々です。ですが今はグローバル化の時代。投資家もグローバルになっていく。だから投資家はいろんな国の企業を比較して見たい。でも国によって財務諸表作成のルールがまちまちだと比較できない。だからIFRSを導入し、皆でIFRSを使えば比較可能性が高まるっしょ?ということでIFRS導入が盛んに言われるわけです。

ここからが主張。

IFRSってまずない?

IFRSの根本には「資産負債アプローチ」という考えがあります。
この考えのもとでは資産ー負債で求められる純資産の増減額で利益を確定すると考えます。

だから資産と負債をどのように評価するかというのが問題になってきます。
IFRSのフレームワークによると「資産負債は公正価値で評価しろ」と書かれています。
市場が完備してる場合は時価で計上すればいいんですけど、時価がないものの場合、仮想の市場を想定しそのもとで市場価格を考えろみたいなことを言ってるんですがそれを行うのは会社自身です。

だから必然的に恣意性が介入してしまうんですな。

会計というのは基本的に客観的な事実に基づいてなされるべきものです。

そもそも利益を純資産の変動額で求めるっておかしいですよね。
収益ー費用で求めなはれや。と思ってしまう僕はオカシイんでしょうか?

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