国宝や宝島など、最近は“長尺映画”がトレンドのようだ。

でも、個人的には2時間前後でしっかりまとめて、次への布石を残して終わる映画が好きだ。あの“余韻の残し方”こそ映画の醍醐味だと思う。
とはいえ、長尺映画には名作と呼ばれるものも多い。
原作が芸術的に優れているほど、2時間じゃ描ききれないんだろう。
たとえば『マイ・フェア・レディ』や『サウンド・オブ・ミュージック』は3時間近くあるし、日本映画なら黒澤明の『七人の侍』も確か3時間超。
そして『風と共に去りぬ』に至っては、なんと約4時間。
昔は途中で“トイレタイム”があったなんて話も聞く。
自分は映画館でそんな長尺映画を見た経験は少ないけれど、思い出すのはディカプリオ主演の『タイタニック』。あれも確か3時間くらいあったっけ。
それでもあのスケールと感情の波に飲み込まれて、時間を忘れていた。
もしかすると、長尺映画って“長い”んじゃなくて、“深い”のかもしれない。




