プリンス&ザ・レヴォリューション『Around The World In A Day』40周年リマスター登場!
プリンス&ザ・レヴォリューションの名盤『Around The World In A Day』が、ついに発売40周年を迎えました。
それを記念して、最新リマスター音源や数々のリミックスを収録した“デラックス・エディション”がリリースされるとのニュースが飛び込んできました。
多くの人にとって、プリンスといえば『1999』や『Purple Rain』が真っ先に浮かぶかもしれません。
でも自分にとっての名盤は、間違いなくこの『Around The World In A Day』。
『Purple Rain』で頂点を極めた直後に、あえてその成功をなぞらず、まるでファンの期待を“いい意味で裏切る”ようにガラッと方向転換した作品です。
サイケデリックで、幻想的で、少し内省的。
それでもどこか温かく、聴くたびに心が広がっていく――そんな不思議な魅力を持っています。
そして、この作品にはどこかビートルズの『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』の気配を感じる瞬間があるんですよね。
もちろんプリンスは模倣なんてしない人ですが、音の端々に「ん?」と耳が引っかかる瞬間がある。
それはもしかしたら、時代やジャンルを超えた“サイケデリックの共鳴”なのかもしれません。
何よりこのアルバムで感じたのは、ザ・レヴォリューションというバンドの完成形でした。
個々のメンバーが放つ個性が有機的に絡み合い、プリンスの宇宙観をバンドとして具現化していく――そのダイナミズムがこの時期の最大の魅力だと思います。
『Around The World In A Day』は、プリンスが“スター”から“アーティスト”へ、そして“ソロ”から“バンド”へと進化した節目の作品。
40年経っても、あの色彩と音の自由さは少しも色あせていません。
今回のリマスターで、あの時代の息づかいをもう一度感じられると思うとワクワクしますね。








