初めて、差音が明確に聞こえた時は、感動しました。
どの生徒さんも微弱な差音が聞こえるようになるには時間がかかるようで、私は聞こえるようになるまで数ヶ月かかりました。
言われてみれば、なんとなく聴こえるような気がするような状態だったのですが、先生の肩当てを使用させて頂いたら、差音の存在を十分に認識できる程度で、いきなり明確に聴こえたのです。
今まで、聴こえなかったものが聴こえるんですからね。自分の耳が大幅にアップデートされた気分でした。
Wikipeiaによれば、「差音(さおん)は、結合音の一種で、周波数の異なる2つの音を同時に鳴らした時に聞こえる、2つの音の周波数の差に等しい周波数の音である。 これは、うなりと同じだが聴覚器官の非直線性によって一つの音として認識されてしまう現象である。たとえば、440Hzと441Hzの音を鳴らすと、1Hzのうなりが生じる。とすれば、440Hzと490Hzの音を鳴らすと50Hzのうなりが生じる。50Hzのうなりは人間には聞き取れないため50Hzの音として聞こえる。これが差音の正体である。 ゲオルグ・アンドレアス・ゾルゲやジュゼッペ・タルティーニらによって、原理が発見された。
この原理はパイプオルガンに用いられている。非常に低い音を出すためのパイプは巨大なので、代用に倍音のパイプを鳴らすことで擬似的に基音を得るものである。」
と記載されています。
振動数と振動数の「差」に基づく差音に対して、振動数と振動数の「和」に基づく「加音」というものもあります。
Wikipeiaには、加音の解説はありませんでしたが、コトバンクによれば、「結合音の一種。高さの異なる2音が同時に強く鳴るとき,両音の振動数の和にあたる音が聞かれる。これを加音という。 H.ヘルムホルツによって発見されたが,加音は音響学的現象ではなく,内耳の構造によって生じる生理学的現象である。」と記載されています。
加音は、耳の中で鳴る音なのです。
要は、
差音は、2つの周波数の差にあたる音であり、2つの周波数よりも低い音がする
加音は、2つの周波数の和にあたる音であり、2つの周波数よりも高い音がする
先生は「加音」も聴こえるそうで、数いる生徒さんでもたった一人の生徒さんしか聴こえないそうです。もちろん、私も未だ聴こえません。
ところで、微弱な差音が聴こえたから何になるの? と疑問を持つかもしれませんが、今まで聴こえなかったものが聴こえるんですからね。それ相応の影響があります。長くなりそうなので、別の機会に。
課題は、曲の範囲が全範囲になりました。クライスラーのカデンツァ、大変です。
01 先生オリジナルのボーイングの練習(指弓)
02 先生オリジナルのボーイングの練習(人差し指、逆さ弓)
02 先生オリジナルのボーイングの練習(レガート奏法)
03 指の拡張①
04 指の拡張②
05 先生オリジナルの腕ビブラートの練習
06 エチュード15、43番
07 重音エチュード16番(小指の拡張)の後半
08 クロイチェル24の4分の1(フィンガード)
09 カールフレッシュNo5の一部
10 クライスラーの曲(全体の35/5)