比の計算 その36(ラ・サール中 2022) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

比、実数を混ぜるものには早くなれたい。

 

問題

はじめ、りんごとみかんの個数の比は2:7でした。ここからりんご1個とみかん3個を1セットにして何人かに配っていきます。残ったりんごの個数がはじめの2割となったとき,みかんは33個残りました。はじめにあったりんごとみかんの個数はそれぞれいくつですか。

 

 

解説

りんごがはじめの2割になるとき、配った個数を比で表すと、りんごが2×0.8=1.6、みかんが1.6×3=4.8とわかります。

このとき、みかん33個は比の7-4.8=2.2にあたります。

よって、比の1は33÷2.2=15個とわかり、りんごの個数は15×2=30個、みかんの個数は15×7=105個とわかります。

りんご 30個 みかん 105個