場合の数 その28(海城中 2019・①) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

丁寧に踏んで行けば、余り問題ありません。

 

問題

2000以上7000未満の整数について,次の問いに答えなさい。

 

⑴ どの位の数も異なる数字でできている整数について,

① 全部でいくつありますか

② 奇数はいくつありますか

 

⑵ 0を2個だけ含む整数はいくつありますか。

 

 

解説

千の位は2~6の5通りになりますので、全部で5×9×8×7=2520個とわかります。

偶数、奇数の別については、千の位の数次第で一の位の数の選び方に影響があります。百の位、十の位は、千の位、一の位の残りになります。

千の位が2、4、6のとき、3×8×7×5=840個

千の位が3、5のとき、2×8×7×4=448個

よって、求める数は840+448=1288個です。

⑴ ① 2520個 ② 1288個

○□00、○0□0、○00□の3パターンが考えられます。

いずれも、○は5通り、□は0以外の9通りですので、求める数は5×9×3=135個です。

⑵ 135個