旅人算 その10(函館ラ・サール中 2022・①) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

場合を考えるにはいい問題です。

 

問題

10kmはなれたA,B地点の間に長さ1000mの橋がかかっていて,A地点から橋に着くまでの距離は4kmです。太郎君は午前9時にA地点を出発して,時速4kmの速さで歩いてB地点に向かいました。次郎君は,自転車でB地点を出発して,時速10kmの速さでA地点に向かいますが,途中,橋の上で太郎君に出会うようにしようと思います。

次郎君は午前9時何分から何分の間に出発しなければならないですか。

 

 

解説

橋のギリギリ端で会うことを考えれば、次郎君は午前10時までに6km進むか、午前10時15分までに5km進むことになり、それぞれの出発時間の間の出発であれば、橋の上で太郎君に会うことができます。

午前10時までに6km進む場合

午前10時-6km÷時速10km=午前9時24分に出発します。

午前10時15分までに5km進む場合

午前10時15分-5km÷時速10km=午前9時45分に出発します。

午前9時24分から午前9時45分の間