立体図形 その3(四天王寺中 2017) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

図があるとわかりやすいので、実際に立方体を組み立てた図を書いてみてください。

解説は技術的な理由から図を省いていますが、図があると読みやすいものになります。

 

問題

1,2,3がそれぞれ2つずつ書かれた立方体があり,向かい合った面は同じ数になっています。この立方体を,たて7個,横6個,高さ5個の直方体になるように机の上に積み重ねます。見えている5面の数の和がもっとも小さくなるとき,その和を求めなさい。

 

 

解説

出来上がった直方体において、3面見える立方体は4個、2面見える立方体は(6-2)×2+(7-2)×2+(5-1)×4=34個です。

1面だけ見えるものは4×4×2+4×5×3=92個です。

見える面が2面のものは1,2を見えるようにし、1面のものは1が見えるようにするとよいので、求める数は(1+2+3)×4+(1+2)×34+1×92=218と求まります。

218