因数の問題 その38(早稲田実業学校中等部 2013) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

最小を求めよなので、力業でもできますが、最小から10番目、とかができてほしいところ。なので、踏まえて解説も多少回りくどく書きました。

 

問題

連続する3個の整数A,B,Cが,この順で3の倍数,5の倍数,7の倍数になっています。このようなA,B,Cで,Aの最小となるとき,Aはいくつですか。

 

 

解説

3の倍数、5の倍数の考えられる組み合わせをみていくと、(9,10)、(24,25)、(39,40)、(54,55)…となります。

このとき、Cは11、26、41、56…となり、7で割った余り4、5、6と一つずつ余りが大きくなることがわかります。よって、求める数は54です。

54