場合の数 その22(鷗友学園女子中 2009・②) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

これは解いておきたい問題

 

問題

0,1,2,3の数字が書かれたカードがあります。0,1,3のカードは2枚ずつあり,2のカードは3枚あります。この9枚のカードから3枚を選び,3けたの整数を作ります。

⑴ 10で割り切れる整数はいくつできますか。

⑵ 3の倍数はいくつできますか。

 

 

解説

10で割り切れるためには、一の位は0となります。

そうすると、百の位は1,2,3のいずれか、十の位は0,1,2,3のいずれかとなり、それぞれ2枚、3枚とあるので、重複が可能です。よって、求める数は3×4=12個となります。

⑴ 12個

3の倍数になるためには、各位の数字の和が3の倍数になる必要があります。

組み合わせとしては(3,0,0)、(0,1,2)、(0,3,3)、(1,2,3)、(2,2,2)であり、3桁の整数はそれぞれ1個、4個、2個、6個、1個より合計14個作ることができます。

⑵ 14個