割合の計算 その24(吉祥女子 2011・③) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

今日も割とすんなりこなせる問題。

5年生くらいだと、このような問題にも案外苦戦します。

 

問題

姉と妹が定価1600円の商品をそれぞれ別の店で買いました。姉は定価の5%引きで買い,妹は姉が買った値段の3/4の値段で買いました。はじめは,姉が妹より1200円多く持っていました。買い物をした後は,姉の持っているお金は妹の2倍になりました。姉がはじめに持っていたお金は何円ですか。

 

 

解説

姉が買った値段は1600×0.95=1520円、妹の買った値段は1520×3/4=1140円です。

この買い物ののち、2人の所持金の差は1520-1140=380円だけ縮まりますので、1200-380=820円になります。

そうすると、姉は820×2=1640円持っていることになり、もともと1640+1520=3160円持っていたことがわかります。

3160円