計算 その12(甲陽学院中 2020・2日目) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

足して10倍ということもポイントです。

 

問題

ある4けたの数を9倍すると,数字の並び方が逆の4けたの数になりました。もとの4けたの数は□です。

 

 

解説

ある数をABCDとすると、ABCD+DCBA=10×ABCDといえます。

このとき、A+D=10となり、千の位同士の足し算がABとなることから、Aは1、Dは9となります。

さらに、1BC9は9倍しても4けたであることから10000÷9=1111以下であり、候補としては1109、10C9のパターンになります。このとき、1109×9=9981より、1109はあてはまらず、Bは0と確定します。

C×9の一の位は9×9=81より、8を足して0になる数なので、10-8=2と求まります。よって、C=8とわかります。

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