歩幅の問題 その2(慶應義塾中等部 2006) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

歩幅の問題は整理すればシンプルなのですが、どういうわけか、大体の教材は比のかけ合わせなどでややこしく説明するので、腑に落ちない生徒が多い印象です。

 

問題

兄が7歩あるく間に,弟は5歩あるきます。また,兄が10歩であるく道のりを,弟は11歩であるきます。兄と弟のあるく速さの比を最も簡単な整数の比で表すと,□になります。

 

 

解説

兄の1歩を11とすると、弟の1歩は10とわかります。

そうすると、兄が7歩(つまり77)歩く間に、弟は5歩(つまり50)歩きますので、2人の速さの比は77:50とわかります。

77:50