やらせ過ぎないでください | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

面談備忘録として


お子様にいろいろ体験させたいというお気持ちは理解できます。また、共働きが多い昨今、お留守番よりは習い事ということもよくわかります。


しかしながら、それらがお子様の負担になっていないか、よく考えてください。

我々大人でも、週40時間週休2日でそこそこしんどいです。お子様の体力で学校6時間、移動時間も含めた習い事3時間程度×2〜3、塾4時間×2〜3、学校+その他で週40時間近く。

時間の比較だけでいうなら、これ、かなりしんどいですよ。


大人が必要なことを絞り込んであげてください。


習い事がほぼなくなる中学受験学年にしたって、大抵は塾教材で手一杯になります。優秀かそうでないかは関係ありません。塾だって能力に応じて負荷に傾斜をつけます。


模試を見て、あれがダメ、これがダメ、だから+αであの教材、この教材。はっきり申し上げて、悪手です。今までの教材の見直しで対処できることがほとんどですし、今までの見直しで対処できないことは、今できる必要がないことです。


子どもにとって、やりがいにつけ込んだ過重勤務、過重ノルマを課しているブラック親になっていないかどうか、ぜひ確かめてみてください。


意外かもしれませんが、ほとんどの子どもは親の期待に応えるべく、何かが壊れるまで文句も言わずに頑張り過ぎてしまうものですよ。