四の五をいわずに試せば何とかなる。
そんな問題は結構あります。
問題
2桁の整数が4つある。この4つの数のうち2つの和と差を全部調べたら,和のうち最も大きいものは187で,最も小さいものは137であり,差のうちで最も大きいものは40で,最も小さいものは10である。4つの数のうち小さい方から2番目の数は□である。
解説
大きい順にA、B、C、Dとします。
そうすると、A+B=187、C+D=137、A-D=40とわかります。
このとき、A-B≧10とわかります。
A-B=10のとき…A、Bとも整数とならず、不適
A-B=11のとき…A=99 B=88
A-B≧12のとき…Aが3桁になり、不適
よって、A=99、B=88、D=59で、C=137-59=78です。
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