仕事算 その7(海城中 2003・②) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

文章の読み取りが問われます。

 

問題

水そうに2つの給水管A,Bがついています。Aだけで6分間水を入れ,続いてBだけで16分間水を入れたら,水そうがちょうどいっぱいになります。また,Aだけで21分間水を入れ,続いてBだけで6分間入れても,水そうはちょうどいっぱいになります。次の問いに答えなさい。

⑴ Bだけで水そうをいっぱいにするには,何分かかりますか。

⑵ Aだけで何分間か水を入れ,続いてBだけで水を入れたら,いっぱいになるまでには最初から25分かかりました。Aだけで水を入れた時間は何分間ですか。

 

 

解説

Aが21-6=15分増えると、Bは16-6=10分減ります。

つまり、AとBの水の量の比は10:15=2:3となります。

Aの水を入れる量を1分あたり2、Bの水を入れる量を1分あたり3とすると、水そうの容積は2×6+3×16=60となります。

60÷3=20分

⑴ 20分

(25×3―60)÷(3-2)=15分

⑵ 15分