計算力、というものは、こうした問題を手早く処理するために身につけるものなのです。いもづる算とはしましたが、つるかめ算も使います。
問題
光さんの家は10人家族です。光さんはためていたお小遣いを使って,お母さんの誕生日に家族全員分の10個のケーキを買い,代金4200円を支払いました。買ったケーキは1個380円,420円,500円の3種類で,お母さんのケーキは他の9人のものとは違う種類でした。
380円のケーキは合計何個買いましたか。考えられる個数をすべて答えなさい。
解説
①お母さんのケーキが380円のとき
残り9個:合計4200-380=3820円
このとき、420円のケーキは1個、6個が考えられますがどちらも条件を満たしません。
②お母さんのケーキが420円のとき
残り9個:合計4200-420=3780円
このとき、380円のケーキは1個、6個が考えられ、6個のとき、500円のものが3個となります。
③お母さんのケーキが500円のとき
残り9個:合計4200-500=3700円
380円のケーキは(420×9-3700)÷(420-380)=2個とわかります。
6個 2個