これは仕事算の導入です。
問題
ある製品を作る3台の機械A,B,Cがあります。ある注文数を生産するのに,AとBでは14時間,AとCでは7時間,BとCでは6時間かかります。ただし,どの機械も1時間当たり一定の個数を生産することができます。
⑴ A,B,Cの1時間当たりの生産数の比を最も簡単な整数の比で求めなさい。
⑵ この注文数をA,B,Cの3台の機械で生産すると何時間何分かかりますか。
解説
仕事の総量を7、6、14の最小公倍数である42とします。
そうすると、1時間当たりの生産量は以下の通りです。
A+B=3
A+C=6
B+C=7
このとき、A+B+C=8となることから、1時間当たりの生産量はA=1、B=2、C=5とわかります。
⑴ 1:2:5
42÷8=5.25時間=5時間15分
⑵ 5時間15分