仕事算 その6(海城中 2007・1回) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

これは仕事算の導入です。

 

問題

ある製品を作る3台の機械A,B,Cがあります。ある注文数を生産するのに,AとBでは14時間,AとCでは7時間,BとCでは6時間かかります。ただし,どの機械も1時間当たり一定の個数を生産することができます。

 

⑴ A,B,Cの1時間当たりの生産数の比を最も簡単な整数の比で求めなさい。

 

⑵ この注文数をA,B,Cの3台の機械で生産すると何時間何分かかりますか。

解説

仕事の総量を7、6、14の最小公倍数である42とします。

そうすると、1時間当たりの生産量は以下の通りです。

A+B=3

A+C=6

B+C=7

このとき、A+B+C=8となることから、1時間当たりの生産量はA=1、B=2、C=5とわかります。

⑴ 1:2:5

42÷8=5.25時間=5時間15分

⑵ 5時間15分