組み合わせの問題 その2(灘中 2000・1日目) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

図がないとわかりにくいのですが、正十一角形書くのは厳しいです。

紙に十一角形を書きつつ、解説を読んでください。

 

問題

正十一角形の11個の頂点のうちの4個を頂点とする台形は□個ある。ただし,形が同じでもちがう位置にあるものは異なるものとして数える。

解説

正十一角形は、頂点の数が奇数ですので、底辺と向かい合う辺はなく、対角線を4本引くことができます。

重複を除いて数えると、底辺を使う台形は4つ、真上の対角線を使う台形は3つ、2本目の平行線を使う台形は2つ、3本目の底辺を使う台形は1つとなり、1つの底辺につき、4+3+2+1=10個ずつ台形を作ることができ、底辺は11本ありますので、求める個数は11×10=110個となります。

110個