日暦算(開成中 2021) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

日暦算は解答づくりが面倒でなんとなく避けていましたが、じつはさほど難しいものではありません。

今日載せる問題は、日暦算を習いたてならば、その腕試しにはちょうどいい問題ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

問題

2021年2月1日は月曜日です。現在の暦のルールが続いたとき、2121年2月1日は何曜日ですか。

ただし、現在の暦において、一年が366日となるうるう年は、

・4の倍数であるが100の倍数でない年は、うるう年である

・100の倍数であるが400の倍数でない年は、うるう年ではない

・400の倍数である年は、うるう年である

であり、うるう年でない年は一年を365日とする、というルールになっています。

 

 

解説

まず、うるう年の回数を考えます。

そうすると。100÷4-1(2100年のこと)=24回とわかります。

通常の年なら同じ日でも、1年で365÷7=52…1で1つ曜日が進み、366÷7=52…2で2つ曜日が進みます。

そうすると、通常の年が100-24=76年、うるう年が24年なので、76×1+24×2=124日曜日が動きますので、124÷7=17…5で、結局5つ曜日が後になることがわかります。

月曜日から5日進むと、土曜日になりますので、求める答えは土曜日とわかります。

土曜日