比の計算 その7(灘中 2007・1日目) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

これも今は良く出てる問題です。

 

問題

A,B,Cの3つの時計をある日の正午にあわせた。その日,Aが午後6時を示すときBは午後5時50分を指し,Bが午後7時を示すときCは午後7時20分を示した。Cがその日の午後11時を示すときAは午後10時□分,Bは午後10時□分を示す。

 

 

解説

AとBの時間の進み方の比は360:350=36:35、BとCの時間の進み方の比は420:440=21:22とわかります。

この2つの比から連比でA:B:Cを求めます。

A:B:C=108:105:110とわかります。

Cが午後11時のとき、Aは60×11×108/110=648分経ち、Bは60×11×105/110=630分経ったことが分かります。

A 午後10時48分 B 午後10時30分