あくまで私の考えですが、理科の計算問題の要諦は比例・反比例、算数の文章題の要諦は比にあると考えています。図形もそうかもしれません。
発想ができれば、あとは比、そんな問題は少なくありませんので、日々、比を触って、比に慣れていきましょう。
問題
ミカン30個の代金は,ナシ20個の代金と同じです。また,リンゴ10個の代金とも同じです。ナシとリンゴをそれぞれ同じ個数だけ買い,さらにナシの個数の2倍の□個のミカンを買ったところ,代金の合計はリンゴ26個の代金と同じでした。
解説
ミカン30個、ナシ20個、リンゴ10個の金額を60円とすると、ミカンは1個2円、ナシは1個3円、リンゴは1個6円となります。
ナシ、リンゴを□÷2個、ミカンを□個買うと、代金の合計が6×26=156円になりますので、以下のような式になります。
(3+6)×□÷2+2×□=156
6.5×□=156
□=24個
よって、求める答えは24個とわかります。
24個