比の計算の文章題 その3(青山学院中等部 2016) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

あくまで私の考えですが、理科の計算問題の要諦は比例・反比例、算数の文章題の要諦は比にあると考えています。図形もそうかもしれません。

発想ができれば、あとは比、そんな問題は少なくありませんので、日々、比を触って、比に慣れていきましょう。

 

 

問題

ミカン30個の代金は,ナシ20個の代金と同じです。また,リンゴ10個の代金とも同じです。ナシとリンゴをそれぞれ同じ個数だけ買い,さらにナシの個数の2倍の□個のミカンを買ったところ,代金の合計はリンゴ26個の代金と同じでした。

 

 

解説

ミカン30個、ナシ20個、リンゴ10個の金額を60円とすると、ミカンは1個2円、ナシは1個3円、リンゴは1個6円となります。

ナシ、リンゴを□÷2個、ミカンを□個買うと、代金の合計が6×26=156円になりますので、以下のような式になります。

(3+6)×□÷2+2×□=156

6.5×□=156

□=24個

よって、求める答えは24個とわかります。

24個