人狼式、やる夫コミュニティ(真紅鯖・雛苺テスト鯖)と早苗鯖のコミュニティはほぼ壊滅状態。

インフラが生き残っているので再燃の可能性があるので気は抜けない。

 

バーボンハウス鯖(鉄鯖)が相変わらず盛況なのでここに攻撃を絞る。

同時に燃料を投下。

吉と出るか凶と出るか。燃やし尽くすか、燃やされるまで燃やす。

著作物は著作権法によって保護されている。また、著作権法は親告罪、つまり著作権者による申し立てのみ受け付けることになっている。

これは著作物が著作権者によって正規に譲り渡されたケースを想定してのことである。

つまり、著作権法違反を見つけた者は著作権者に通知(通報)することしかできない。なお、人狼式各鯖のアイコンにおいて、私は見つけ次第、複数の著作権者への通知を行っている。

現状、人狼式各鯖に対して法的措置を取るかは各アイコン著作権者に一任されている。法的措置はなされないかもしれないし、準備中かもしれない。

そもそもガイドラインを逸脱した二次創作や無断転載については二つの考え方がある。

・逸脱することは可能な限り避ける(それが著作権者、著作物に対する礼儀である、もしくは、単純に法的措置を恐れて)。私はこの立場を取る。

・逸脱を認識しつつ、何らかの理由で意図的に逸脱する(例えば、表現技法としてそれが必要だから)。例えば『推しの子』のOPが『ゲッター』に変わったMADのように。

このどちらを採用するかは表現者の自由である。単体で完結する創作なら。

人狼式登録諸アイコンに於いては、後者、意図的な逸脱であることが自明の理とされている。これ以外の選択肢は現状の公開鯖では与えられていない(人狼式の設定、管理者のみアイコンの追加可能状態、とアイコンの選定によっては逸脱を避ける運用も可能である。人狼式のスクリプトは比較的軽量であるので、個人が借りる無料レンタルサーバーでの運用も可能らしいが、試したことはない)。

さて。

この『意図的な逸脱』は人狼式参加者、特に新しい参加者に十分に伝わっているのだろうか?

2000年代の『アップロードされたものは著作権フリー』という認識はもはや通用しない。いつ、人狼式各鯖は法的措置を受けても仕方がない状態なのである。それは皆が共有している認識であろうか?

どうもそれが心配なのである。


昔。早苗鯖の村番号2349頃からのお話。

その頃は真紅鯖はガチ勝敗、早苗鯖はゆる(カジュアル)、

四条鯖(今はない模様)はアイドルマスター、

バーボンハウス鯖は22恋ルール、雛苺鯖は闇鍋という住み分けができていた。

早苗鯖村番号7000ぐらいまでは大体そういう関係だったように思う。曖昧である。

 

真紅鯖が衰退している噂を聞いていたある日、小鳥、おろろ、緋色、等からなる早苗鯖後発面々(緋色は元早苗鯖民を自称しているが、経歴やスタイルからして真紅住民と定義していいように思う)が

早苗鯖のガチ勝負鯖化、いわば真紅化をたくらんだようで。

空気に鋭敏な早苗鯖古参は次々と去り、ガチ勝負鯖化は進行していった。

私(インサイト)はそれに気づかないままのほほんとしていたのだが、彼らが仕組んだ『説得』と『契約不履行による罰則』によってサーバーから追い出された。このあたりの記憶は曖昧であり、またそれは比較的どうでもいい。私が注意不足だっただけだなので。

 

一旦、早苗鯖から離れた私は『人狼式における画像/著作権の取り扱い』について深刻な問題があることに気づいた。

人狼式の持つ著作権モデルは、古の2chに代表される『アップロードされたものはすべてフリー素材』という完全にに時代遅れなモデルである。

すなわち、私が知る限りでは、著作権違反等の画像をアップロードし、村で使用した段階で、削除することができないということである。

履歴的にアイコン一覧を初期化したとしても、過去のログを参照する際は過去のアイコンが表示される仕様である。

これは何をもたらすか。

悪意ある複数端末を使う人間が、わいせつなどの違法画像をアップロードし、『村』をどのような形であれ成立させた段階で削除不可能になるということである。

それはシステムの欠陥であり、開発者及びサーバー運用者の自己責任である。

いくらなんでもそれはシステム的におかしいのではないか、とは思うのだけど

 

離れて見た私が発見したものは、早苗、真紅、バーボンハウス鯖に共通する問題は『著作物に対する敬意のなさ』である。

他人、他社の著作物やその一部の切り取り、無断転載は日常茶飯事である。肖像権さえも。

今は『アップロードされたものはすべてフリー素材』という時代ではないので、訴訟リスクを抱えることになる。

確かに、二次創作としてガイドライン(及び二次利用における諸権利がクリア)に準拠していれば使用可能であるが、そう見えないものも多く見られる。

『著作権は親告罪であり、訴えられない限り何をしても良い』という抗弁はたしかにあるが、「その虚構を愛しRPをする人間が、著作に関しての意識の低さを恥じることは無いのか」と言おう。また、分かり次第各著作権者に可能な限りの通報を行っている。

『フリーアイコンなら何をしてもいいのでは?』という問いはある。一部のフリーアイコンには『使用規約』があり、用途が限定されていることがある(使用規約がないもの、完全自由なものもある)。

なお、現在の人狼式のシステムでは、アイコン画像の配布元URLの追跡ができない。すなわちそのアイコンが合法的に使えるかどうかなど一切不明である。

 

ここから少しむずかしい、人によっては解釈の異なる話になる。

『人狼』は「村人」であった存在が『人狼』や『狐』に成り代わる物語である。

東方の場合はまだいいとして、『アイドルマスター』(四条鯖は『四条劇場』という形でメタゲーム処理(後述)していた)や『ウマ娘』などの虚構にはふさわしくないのではないか。あくまでも主観である。

 

これに対する抗弁であるメタゲーム処理、メタゲーム仮説について述べる。

『我々の居る世界と、人狼が村人を噛み殺す世界の間に、「RPしている人物が人狼ゲームをプレイしている」層がある』というものである。

これは有効な仮説に見えるものの、それが成立するためには、明示的に「彼らはゲームとしてプレイしている」という描写が必要ではないかと思われる。これもあくまでも主観である。四条鯖(四条劇場)は最低限の処理でメタゲーム処理を行っていたようである。

 

なお、私が著作権について騒いだあと気づいたのだが、「12346」氏がブログ記事をすべて削除し、姿を消していた。理由は不明である。

これら四鯖の終わりがどうやら見えてきたようだ。

原因は至極簡単。

アイコンとして利用する元画像の著作権者への敬意が全くないからだ。

昔のやる夫系列文化は結果として出力されるものがアスキーアート、つまり文字列だったため

この敬意不足は表面化しなかった。しかし今は違う。

 

少なくとも商業化された作品には多数の才能と多数の労力がかかっている。

それにフリーライドして上澄みだけ掻っ攫うような真似は到底許されない。

それが無償でアイコンとして提供されていたとしても、『ゲームの一部に組み込んで使用できる』と明記されれいない限り使うべきではない。

それが転載・流用不可のラベルが貼られた画像ならなおさら使ってはいけない。

 

最近のボリューム層はおそらくその意識が高いように思う。

 

おそらく、上記四鯖の人数は最低維持人数を割り込んでいる。

一時的な増加はあるかもしれないが、ゲームの継続は不可能だろう。