今朝、起きてすぐに大好きなこーちゃんこと、
本田晃一さんのメルマガを読んだのですが
心にじわ〜〜〜っと沁みて来ました。
書いてあったのは、
なのですが、こーちゃんの実体験や感じたことが
リアルに書いてあって、
とってもわかり易く、イメージしやすいのです。
そして、そこで出て来た2つの壁の話で
1つ目の壁「愛を受け取るのが難しくて挫折しちゃう」と
2つ目の壁「最低の自分を受け入れられない」
というお話で、過去の自分が何度も出てくる1日でした。
お正月に観た「聲の形」という映画も
学生時代のお話で、しかもその中でのモヤモヤするような
人間関係のお話だったんです。
この映画を観たからなのか、
中学時代の最低な自分が思い出されたんです。
中学1年生の時、合唱コンクールの時期になって
合唱コンクールの伴奏者を決めることになりました。
その頃の私は、バレエ命![]()
というくらい、バレエにかけていたのですが
ピアノも習っていました。
でも、習ってたと言っても週に1度だけ
中1の時は、3年目くらいだったので
バイエルを卒業していないほどの実力でした。
(ピアノを習っていた人ならどれくらい初心者かわかると思います。)
難しい曲が弾けるようになったら楽しいだろうな
とは思っていたけれど
お家で練習する時間は、殆どなく
週5回バレエのレッスンだったのです。
だというのに、ピアノ歴に関係なく
ピアノをやっている人が、先生には伝わっていて
私も呼ばれました![]()
そして、どれくらい弾けるかで決めるのではなく
じゃんけんで決めることになったんです・・・
そして、負けました・・・![]()
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私の頭の中はグルングルンでした。
『無理無理無理無理無理無理・・・』
その頃の私は、今の私のように
交渉力がまるでなく、
先生にどれだけのピアノが初心者なのか伝えても、
わかってもらえませんでした。
絶対にやりたくない。
けど、わがままだと思われるのも癪で
練習を始めました。
楽譜が苦手な私は、なかなか最後まで弾くことも難しく
やっと最後まで弾けても、
伴奏とは言えないレベル・・・
それなのに、練習用に音を入れるように言われて
必死で弾いて録音しました。
男子からは、「早くなったり遅くなったりするね。」
と言われて、その通りだけど腹が立ちました
「だったらやってよ!」ってどれだけ言いたかったか![]()
もうその時のストレスは、半端じゃなかったんです。
それで、嘘つくことにしました。
『腕をドアに挟んだ』
と言って、湿布を貼って学校に行きました。
そして、ピアノが上手な子に弾いてもらうことになりました。
ホッとしたけれど、
「手挟んだとか、嘘じゃないの」
ってどこかから聞こえて来ました。
もちろん、嘘です。
だってやりたくないし
できないんだもん!
でも、そんなこと言ったら責められるから
嘘つくしかなかった。
正直に言っても、じゃんけんで負けたんだからと言われるし
どこにも逃げ場がなかった。。。
思う出すだけで泣けてくる![]()
本当に辛かったなぁ。
母に言っても、やるしかないと言われて
母は、ピアノが得意だったし、伴奏をしたこともあったから
できない私の気持ちはわかってくれませんでした。
わかってもらえないって、本当に辛い。
この頃から、できない自分をそのまま出すことが
出来なくなってたんだなって思いました。
今の私は、わからないことを恥だと思っていないから
分からない事を分からないと言えるけれど、
それでも、たまに
『えっ!?こんなのも知らないの?』
とかいう人がいたりすると、
すぐ顔に出ちゃうし、その人との関係を深めようとは思えなくなります。
なので、知っていることが偉いと思うような人が
周りにいなくなったので、
今はとっても幸せです。
それにしても、思い出して泣いたのは久しぶりです。。。
それだけ苦しかった私が、
まだまだ心の中に居たんだってこと
今日まで気付きませんでした。
涙を流して、感じたら
すごーく心が軽くなりました。
思い出して、感じて手放すって
大事な時間ですね。


