先日、ネイルサロンに行ったのですが
そこで、ネイリストさんに聞かれました。
「クリスマスは、どのように過ごされるのですか?」
と。
もちろん、そこから話を広げるための
この時期ならではの会話だってことはわかっていますが
その質問をされて気づいたことがあったんです。
昔の私は、クリスマスに素敵なお店を予約してくれなかったら
すっごくイライラしていたなって。
20代後半は、特にそうでした。
メディアの戦略に、まんまと乗せられていたというか
そうやって楽しませてくれないってことは
愛が足りないってこと![]()
そんな風に感じていました。
元旦那は、どんなに私が言っても
それを、私が思うようには叶えてくれませんでした。
でも彼は彼なりに頑張っていたと思います。
なのに、ちっとも満足していなかったんです。
今思うと嫌な女です![]()
クリスマスイヴにディズニーに行ったこともありました。
それは、その彼が行きたかったからで
私は、何もそんなに混む日に
わざわざ行かなくてもと思っていたので
文句ばっかり言っていて、
早く帰りたくて仕方なかったんです![]()
でも、せっかく来たんだからまだ帰らないと
連れまわされて・・・
いい思い出がありません![]()
なんでその頃
そんなに特別なことをしないといけなかったのか
そう考えていたら、わかったのは
その頃は、派遣事務のお仕事をしながら
リフレクソロジーとヒプノセラピーを
お休みの日にお受けするという日々で
自分の思った通りとは、程遠い暮らしでした。
だから、特別な日を特別に過ごさないと
自分が哀れな気持ちになっていたんです。
だけれど、今は思った通りの生活ができています。
もちろん、これで十分満足しているかと言ったら
不満はないけれど、もっと変化させていけたら
なおいいという感じです。
月に数回ホームパーティーをしたり、
ロングドレスを着ていくようなパーティーがあったり
私が体験したことのないような、
素晴らしい体験や日常を過ごされている友人がいたり
そして、そんな方々と一緒に楽しむことができたり。
そんな日々を過ごしていると
⇧こんな夜をわざわざ過ごさなくても
十分幸せなんです。
行きたいと思ってイルミネーションを観に行くのはいいけれど
早くしないと終わっちゃうからとか、
クリスマスだから行かなきゃ!
なんて気持ちにならないんです。
他の友人が、どんなに素敵なレストランに連れて行ってもらっていても
今は、私も十分楽しんだと言えるように
毎日を過ごしていたんです。
いつからそんな気持ちになっていたのか
思い出せませんが、
それくらい当たり前という前提が変わっていると気づいたんです。
ネイリストさんと話しながら
こんなことに気づけて、
話しを聞いてくれて、
とっても嬉しかったんです。
気づきって、いろんなところに転がってるんですね。



