群馬のある治療室から~ 伊勢崎から腰痛・肩こりなどの各種症状の疑問についての独り言。 -7ページ目

大豆・卵の食物アレルギー患者の経過

去年8月下旬より小麦・大豆・卵 による摂取で湿疹になるという子供が、母親と共にアレルギー除去を受けている。月1~3回の来院頻度で食物アレルギーによる症状除去を受けている。手弁当で学校に通っているが少しずつだが着々と良い報告を受けている。


カルシウム・ビタミンC・ビタミンB・砂糖・鉄の除去この時点では コンビニの昆布(調味料)おにぎりを食べられた。外食で調味料の入った料理を食べると湿疹がいつもの量を口にいれても反応がでなかったと報告があった。大豆の成分には悪さをするタンパク質だけではない。ビタミンC・B・A・ミネラル・糖質なども除去と重なるので改善の兆しが出てきた。


○栄養素の基本は卵の除去は開始したが、穀物系(麦・大豆)の除去はこの後に待っている。基本項目が終わってからが本当の意味での治療の始まりである。城攻めに例えるなら外堀を埋めているところで本丸はまだ先にある。


○卵の除去には大レベル、中レベル、小レベルがある。この患者には卵小レベルで、卵レクチン(たんぱく質)、卵オボムチン、卵白リゾチームなど12種類ある。その中でどの種類に反応するのか1つ1つ検査をしていき該当するものに除去をしていく。遠回りだが確実にやっていく。


○除去食ばかりしていても、子供の成長時期に大切な栄養素が吸収されなければ、栄養の偏りが生じ体調の変調をきたす。成長期に食事制限していると後に支障が出てくる。今年中に再検査すると聞いている。検査データ参考までにしておき、施術によりどのような変化があるのかないのか楽しみでもある。


群馬 伊勢崎市

内外治療室