起業家応援行政書士 徳山孝一のブログ -261ページ目

食の原点 その2

前回は「デパートの大食堂」が、私の食の原点の一つだと書きまし

たが、私の食の原点の2つ目は、あの「聚楽のハンバーグ」につ

てです。




といっても上野にあった、あの「聚楽」ではありません。




仙台で生まれ、八戸そして盛岡と移り住んだのですが、その後

に住んだのが山形県は山形市。




ちょうど当時の山形駅がリニューアルしたばかりで、その一角に

飲食街があり、そのなかに「聚楽」がはいっていました。




母親に連れられて「聚楽」に行ったのですが、もう3年生であった

ので、さすがに「お子様ランチ」と言う訳にもいかず、注文を何に

するか悩んでいたら「ここはハンバーグが美味しいらしいよ」

いう母親の一言でハンバーグを注文することに。




そして待っている間に店内を見回すと、あちらこちらに「東京の味

聚楽」というキャッチコピーが。




「東京の味 ? 」




東北しか知らない小学3年生にとって、ものすごく好奇心を増長

させるキャッチコピーです。




で、運ばれてきたハンバーグを見てびっくり !




<ここからはテレビのビフォーアフター風に>




なんということでしょう ! ハンバーグが焼かれた鉄板の上

に置かれ、あろうことかその焼かれた鉄板の熱でソースが

ぐつぐつと音を立てているではありませんか。




<ここまで>




今ではなんてことのないハンバーグの提供の仕方ですが、当時の

私の目には、ものすごく斬新なものに映りました。




なにしろ一般家庭でハンバーグというのは、まだ普及していなかっ

た時代です。




イシイのチキンハンバーグでさえ、まだ出ていなかったはず。




そして食器とは瀬戸物か、木製のものという感覚しかない訳です。




そこにあつあつに焼かれた鉄板の上にハンバーグが乗せられて

出てきたのですから、びっくりしたのも無理はありません。




あまりにびっくりしたので、肝心の味については全く記憶が無いほど

です。




それでも「これが東京の味か !」と思いながら、その後何度も通っ

わけですから、たぶん美味しかったのでしょう。




東京に出てきてから、あの上野の「聚楽」に行きましたが、さすが

にあの当時ほど感動しなかったのは当然と言えば当然でしょうね。