嫌われる業種
日本政策金融公庫や保証協会はどのような業種にも融資してくれ
るかというとそんな事はありません。
門前払いされる業種としては、風俗関係とか金融関係はだめで
すね。
さらに農業や林業、水産業もだめ、というのもこれらの分野には
公庫等とは別に融資をしてくれる機関があるからでそちらで対応
するからです。
あとNPO法人もだめ。
あくまでも、お金を稼いで返してくれる見込みのある業種を対象に
しているので、ボランティアのような団体には融資しません。
一般社団法人の中でも利益を得る事が目的の団体が有ります
が、これは理屈から言えば融資対象になりそうですが、正直無
理そうです。
まだ私は経験していないので、はっきりとは言えませんがね。
では上記のようにホームページなどに載っている不適格業種で
無ければ良いのか、と言うとそうでも無いようです。
上記の業種は条件不適格ということで最初からだめなのですが、
不適格業種ではないのに、窓口に行くとあまり良い顔をしてくれ
ない業種があります。
たとえば不動産売買の会社。
そして宝石販売。
この両者に共通している事が有ります。
それは「単価」がものすごく高いという事。
1件売れれば、それはすごい売り上げになりますが、果たしてそれ
が常時続くのかが心配のもとに。
収支計画を立てるにしても、飲食業等ですと、席数×単価×回転
数×営業時間×営業日数などで具体的な数字がだせますが、こ
の両者のような業種では、ここが難しい。
なにせ家一件売った場合の売り上げ、あるいは2カラットのダイヤ
を売った売り上げを想定するのは書類にし辛い訳です。
じゃあまったくだめか、と言うとそんな事は無く、不肖、私徳山は
何度か不動産販売会社の融資を実行させた事が有ります。
(宝石関係は未経験ですが)
その融資がうまくいった場合のときですら、最初は金融機関の
対応はあまり良くありません。
「いやいや感」が伝わってきます。
そこをなんとかして話を進めた結果、オーケーだったのですが、
あまり好かれていないことだけは、私もお客もしっかり感じ取りま
したね。
他にも「美容業はいっさい扱いません」と上から目線を発射
してくれた「城南信金渋谷支店」のようなところもあります。
正直、金融機関に選り好みされる場合があるということを頭
に入れておいた方が良いでしょう。
そして金融機関に相手にされない業種の場合には、借り入れを
想定しない起業を考えるしかないという事です。