第44話 | りぃぶっく(BIG BANG 妄想小説)

りぃぶっく(BIG BANG 妄想小説)

RISAの自己満日記です(*>ω<)ノ
倖田來未、BIG BANG情報やBIG BANGの妄想小説もやってます。




「ねぇ!離して!」








「…………。」








「ねぇってば!!」







彼は私の言葉を耳に入れていないかのように先へ進んだ。








行き先はクラブの駐車場へと向かい、彼の車の前に止まったと思ったら舌打ちをし、来た道を戻った。








「ねぇ……もう大丈夫だから!」








何を言っても離してくれない彼は大通りでタクシーを停めた。









「…私はいいよ。」






その言葉も虚しく、半ば強引にタクシーに乗せられた。













沈黙になる2人。






というより、何も話さない彼。








私は外の景色を見るしかなかった。








不意に窓ガラスに映る彼。







彼もまた景色を見るしかなく、外を見ていた。







しばらく景色を見るふりして、彼を見ていると窓ガラス越しに彼と目があった。













私は目が合ってないふりして、すぐに逸らした。











…まだこんなにドキドキする。














今日の韓国は一段と暑い。













しばらく走っていたタクシーは目的地の近くへと来たのか走るのを止めた。












彼は素早くお会計を済ませタクシーから出ると、まだ外に出る様子のない私側のドアを開けた。











「………いい。」









彼はちらっと運転手さんをみた。







ここで断ると運転手さんに怪しまれるよね……










素直に車から降りると彼はまた私の腕を掴んだ。










見覚えのある場所。










そこは彼の家。











彼が部屋に入ると、半年前と変わっていなかった。







「…本当にもう大丈夫だから……。」








すると初めて彼が口を開いた。













「…心配しなくても…

一度抱いた女はよっぽどの事が無い限り抱かねぇよ。」

















…………はっ?













半年前のあたしならきっと今のでメソメソしてる。












でも、私も強くなった。












…もう彼の言葉に振り回されない!










彼は乱暴にキーを置くと、私を置いて中へと入っていこうとする。










「お構いなく。間に合ってるので。」









その言葉を聞いた彼は私の方へと振り返った。









「……どうゆう意味?」








顔はもう不機嫌。




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「…そのままの意味です。」













「はっ……だよな!そんな格好じゃ、そうゆう事期待してますって言ってるようなもんだもんな!」












「別に!こうゆう服…みんな着てるし。」












「…あーゆう所ではやめろ。」







「なんで?…あなたには関係ないじゃない!」








私が大声上げると、彼は何も言わなくなった。







しばらく続く沈黙。










「…でも…



……助けてもらったのは感謝してる。ありがとう…」








彼はあの時助けてくれた。



素直にお礼が言いたかった。






「…………。」







「あと、携帯忘れちゃったから、貸してもらるとありがたいな?」








「…何の為に?」






「タプ置いて来ちゃった。…心配してるかもしれないし…」







全部いい終わらない内に、その口は塞がれた。








「んっ…!!」








彼は私の抵抗と関係なく舌を絡めてくる。









「ちょっ……やめ………」














「やめっ…






ジヨン……!」














ジヨンは私が逃げないように右手を背中で固定して、左手で太ももを撫でた。







その瞬間体は自然と反応する。










「!…っやぁ!」








「ふっ…嫌な割りにいい声出してんじゃん…。」



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甘い声に甘い顔でジヨンに言われたもんだから顔が赤くなった。








ジヨンを睨みつける。






「…何?…誘ってるの?」






「!誘ってなんか……」







私が話す事は許されないと言ってるかの様にまたキスを続けるジヨン。








「…ヒョンの事忘れるくらい……俺に夢中にさせてやるよ……」










ジヨンは撫でてた太ももを動かした。







「ふっ……ん~…!」







あたしは思いっきりジヨンを押した。






「!~離してよ…私の事…もうかまわないで!」





私はその場に居る事が出来ず、部屋を出た。








もう…忘れよう。









忘れなきゃ…











忘れたい!







…あと





何回忘れれば…いいの?








涙か汗なのかわからないくらい、もうぐちゃぐちゃだった。









ガサッ……カツカツ………






……誰かいる………







後ろに誰かが付いて来てるような気がしたから、歩くスピードをあげた。







「俺…だから!」






ジヨン?





どぉして?






「あのなぁ~…お前も一応、…女だろ?   お前に何かあったら俺ヒョンに申し訳ないし」








一応女という言葉に引っかかったけど、顔がにやけるのは止まらなかった。










「一応女って何よ~…私だってあれから少しは女性らしくなったよ?」










「…知ってる。」








あれ?否定しないんだ。








「なっ…何?否定されないと、冗談で言ったつもりが本当に聞こえちゃうじゃん」











「まっしゃべらなければなっ…昔の愛梨のが気が強くなくて可愛かった。」










「まぁ…色々メンタル面で鍛えられましたから?」








変なの。






私の10m後にジヨンがいる。







二人並ばないで会話してる。










でも、



昔より自然体に会話が出来る。








大通りに出てすぐタクシーを停めた。







「じゃ…お見送りありがとう…さようなら。」









そう言った後タクシーに乗ってドアを閉める。











そのドアをジヨンによって止められた。












「これ……俺の今の連絡先…………またな。」










番号の書いた紙を私に渡すと、ジヨンはドアを閉めた。







やっぱり…ジヨンって女慣れしてるよね。













もう…考えるのも疲れた。








今日は1日色々ありすぎて頭が混乱しそう。








携帯も後ででいいや。








車の揺れが心地よくってそのまま韓国のネオンを最後に瞼を閉じた。