第40話 | りぃぶっく(BIG BANG 妄想小説)

りぃぶっく(BIG BANG 妄想小説)

RISAの自己満日記です(*>ω<)ノ
倖田來未、BIG BANG情報やBIG BANGの妄想小説もやってます。






ガチャ




「ジヨン!お風呂ありがとう。…あれ?」





さっきまでいたジヨンが居ない…







いつもの鏡を覗くと仕事部屋のパソコンの前に座っているジヨンが見えた。







「邪魔しちゃ悪いね」





私は日本へと帰る準備をし始めた。







「用意出来た?」





準備に夢中になりすぎて、そばにジヨンが居たなんて気づかなくてびっくりした。





振り向くとジヨンは目を逸らしながら、









「空港まで送る。」





「ありがとう。」





車に乗り込むとしばらく沈黙が続いた。





「次は…いつ日本に来る予定なの?」







「………さぁ…わかんねっ」







なんか…ジヨンお風呂入る前と違う気がする…





なんか…冷たい……??







「BIG BANG夏カムバック予定なんだね~♪新曲楽しみだなぁ」




「………うん。」








「あっBSX!ジヨンこのブランドの時の表情ってかっこいいよね♡」






「………そぉ?」






「………ジヨン…なんか、怒ってる?」






「………なんで?」







「お風呂入る前と、なんとなく……態度が違う気がする…。」








「気のせいだよ。」






「……そう……。」






もう…空港に着いちゃったし…


離れるのは寂しいと思うのは私だけなのかな…






~♪




「ジヨン…電話出てもいい?」






「どうぞ?」





「あっもしもし。今ね空港着いたとこ。場所は…3ゲートの前。」







ジヨンをチラッと見ると、目があったけどすぐに逸らされた。




「うん…わかった。またね」







電話が切った後もしばらく沈黙が続く。




横目でジヨンの様子を伺うと、ハンドルの上に腕を乗っけてその上に顎を置いている姿勢だった。




ジヨンって何してもかっこいい。




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「じゃそろそろ……行くね。」





「………うん。望と仲良くね。」






「……仲良く…って?」






「…えっ…望と仲良く。そのままの意味だけど?」






「なんか…トゲがある言い方。」






「はっ?別にトゲなんてないし。」






「っあるよっ!……なんかジヨン、お風呂出てから様子おかしいよ?」







「………。」






「なんか、私悪かった事あったなら言って欲しい…」






「ふっ…ククククク。」





ジヨンがいきなり笑い出したのでびっくりした。







「じよ…ん?」






「本当!お前はお気楽だね?!」







「…えっ?」





突然のことで頭が着いていかなかった。






「聞こえなかった??お気楽だねって言ったの。」






「どぅ…ゆう事?」







「彼女にでもなったつもり??」






「えっ……」






「あのさぁ~俺がお前ごときに夢中にでもなると思った?」






何も言えなかった。



だって自分でも夢だと思ってたし。







「まぁゲームにしてはそこそこ楽しめたよ?……ご馳走さま♡」







「……げ…ぇ…む」







そっか…あたしってジヨンにとってはゲームの中のキャラクターだったんだ………





それならこの数ヶ月間が納得出来るかも…




ジヨンみたいに輝いてる人が、こんな普通の私に夢中になるなんてあり得ない話だもんね。






「フフっ…そっか…そうだよね!やっだ~そんなの分かってるって!…じゃもう行くね。」






その場に入れなかった。





その場にいたら嘘でもジヨンとの思い出を思い出しちゃうから。




楽しかった事。





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喧嘩したこと。




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色んなジヨンの表情を思い出してしまう。









涙が出そうな所で、我慢した。








最後までうざい女の子と思われたくない。










「…これからも…応援してるね………

        さようなら!」








悲しい顔でお別れは嫌だったから、最高な作り笑いをした。









なんかのテレビで、別れ際は笑顔だと男性はその人の事考えてしまうって見たことあったっけ。






こんな悲しい気持ちでそんな駆け引き出来る人ってすごいと思う。





きっとその人のこと本当に好きじゃなかったんだと思う。










ジヨンの返事を聞かない内に私は車を後にした。








車を出てから、涙は出てないと言ったら嘘になる。









でもジヨンの前ではガンバった方だよね?






私泣かなかったよね?













入口で望くんが待ってるのが見えて、ますます泣いてはいけなくなった。











強くならなきゃ……










もう私の隣には…


ジヨンはいないんだから。


















*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*







~望SIDE~





♪ピピピッピピピッ






「ん~………」





携帯の目覚ましが鳴るのが聞こえて、目覚める。






「……目覚め、わりぃ~…」







嫌な夢を見た。







原因は分かってる『あいつ』のせいだ。






夢の中の俺は、あ~ちゃんと楽しく話をしていた。




俺に笑顔を見せていたあ~ちゃんは、いきなり「女」の顔になった。





あいつが現れたからだ。






「…フッ…夢の中の俺もかっこわりっ…」







今日は韓国に帰る日。





俺はむくっと身体を起こして、隣のベットを見た。





あ~ちゃんは結局ここには泊まらなかった。







きっと……







俺は「そんな事ない」と気持ちを込めながら頭を振った。





シャワーを浴びて俺は空港へと行く準備をした。







空港に着くとまだ、姉貴と彼女は来ていなかった。





空港内のカフェでとりあえずコーヒーでも飲んで待つことにした。






「アニョハセヨ」





声をかけられた主を見てみると、割とすらっとした美人だった。





「ごめん。俺韓国語わからないんだ。」






そう英語で答えると、





「そうなんだ。にほんごは大丈夫?」





カタコトだけど彼女は日本語を話した。






「ひとり?」







…ナンパか?






ふっと遠くを見てみると、姉貴が歩いてくるのが見えた。






「…いやっ彼女を待ってた。」






そう言って姉貴を指さすと、その美人な女は舌打ちをしながら背を向けて歩いていった。





「舌打ちかよ…」










「待った?てかあんた今ナンパされてなかった?」







「いや…」






「嘘つけ!人を彼女呼ばわりしておいて」







気づいてたなら、助けてくれよ…







「でも!あんたは愛梨みたいな子より、あ~ゆう美人のが合ってるんじゃない?」










「そうゆうのって合う合わないじゃなくて、気持ちの問題じゃないの?」









「なによ~お姉様がせっかく………まっいっか!それより愛梨は?」







「まだ着てないと思う。」









「あら~昨日燃え上がりすぎたかしら?」








そう言いながら姉貴はあ~ちゃんに電話かけた。








てか…それ俺の前で言うって無神経すぎないか?







電話を切った姉貴は、物言いたげな表情を浮かべた。





「…どうしたの?」






「いや…。愛梨もう着いたみたいなんだけど……気のせいか、声が元気なかった。」





「どこにいるって?」






「3ゲートの入口にいるって…」






俺はあ~ちゃんが元気ないと聞いて自然と身体が動いた。





「ちょっと迎えにいってくる。」






あ~ちゃん一つでこんなに自分が動けるなんて、俺ってそんなに好きなんだな。








あいつとあ~ちゃんの姿でも見たら諦められるかな?








ゲート前に着くと、明らかにあいつの物と思われる車が止まっていた。










あ~ちゃんが車から出てきたけど、明らかに様子がおかしい。










…てか…

…泣いてる?









あ~ちゃんは俺の存在に気づくと笑顔だった。









というか、明らかに作り笑いだった。








…なんだ?










あ~ちゃんは振り向かず空港の中へと入って行って、この空気なんかおかしい。






俺はg-dragonの方を振り向くと、あ~ちゃんだけを一点見つめていた。




 




その姿は………



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俺はあ~ちゃんと姉貴の元へと戻った。






「おう!愛梨♪聞いてよ!今日の新聞と週刊誌の一面、スンリの事で持ちきりだよ!」





「スンリが彼女と撮られやがった~愛梨もジードラもこんな日来るのかな?」







「……来ないよ…」






「へっ?」










「あたしと…ジヨンは…付き合ってないし……もう二度と会わないと……思う。」







彼女はそう言いながらポロポロと泣きはじめた。