喘息 ( ぜんそく )は気道の炎症が続くことにより気道が狭くなる病気です。
タバコやホコリ、ストレス等のちょっとした刺激で過剰反応し、
粘膜に変化が起こって粘液が増え、
そのせいで気道が狭くなり息苦しくなります。
小児喘息と違って大人になってからの喘息は完治が難しい病気です。
息苦しさや咳などの症状がない時でも
慢性的に気道の炎症が続いているため
気道を広げる治療が行われます。
私の場合、眠っている最中に
全速力で走った後のように息が切れて目が覚めて
初めて喘息になったと分かりました。
( 自覚症状もないくらいの軽い風邪が引き金になりました )
その時はごく初期で、薬の治療で回復し
一旦は3キロくらいのウォーキングもできるようになりました。
それなのに、住職のギックリ腰で2人分働いた為に過労になり、
免疫力が低下して軽い風邪をひいてしまったのが引き金になってしまい
肺の中にほとんど空気が入らなくなるほど悪化してしまいました。
こうなるともう動くこともできず、横になると咳とタンが出て、
ずっと短く荒い呼吸を繰り返してじっとしているしかなく、
住職が職場復帰するのを待って病院へ行きました。
最初の数日はステロイド( 副腎皮質ホルモン ) 等の大量投与が行われました。
500ミリリットルの点滴で2時間ほどかかります。
この点滴のおかげで、喘息の症状はどんどん良くなっていきましたが
2日目に視力の低下( 遠いところが見えにくくなる )と
指に力が入らず習字が思うように書けない状態になりました。
仕事柄、御朱印を書かないといけないのでこれは困りました。
主治医の先生の話ではどちらも
副腎皮質ホルモンの影響の可能性があるとのことで、
その場合は点滴が終了すれば自然に治るとのことでした。
実際、点滴終了後一週間以内にどちらも回復しました。
ホコリなどのアレルギーやストレスの他、
天候が不安定な時も症状が悪くなり、
階段を2段上ると動けなくなったりすると病院へ行って
35分程度の点滴と必要な薬を処方してもらっています。
まだ喘息という病気を上手にコントロールできていないので
まずは病気を良く知ることと、
薬の量を上手に加減することが今の私の課題です。