いにしえを通じて | 自分とていねいに付き合う

自分とていねいに付き合う

日常を通じて「自分とていねいに付き合う」を体現していきたいブログです♪
というテーマでずっと書いていましたが…

2024.4 夫の小腸癌が発覚
2025.9 旅立つ 54歳
という経験を経て、夫のことや、夫のいない日常を書いていくブログになりそうです。

先日、久々にお寺に行きました。

私は奈良以外のお寺には
あまり行ったことがないのですが、

奈良のお寺って、何だか独特の空間があって
好きなんです。

有名どころだけではなく、
全体的に。

洗練されていない、
やぼったいとは言わないまでも
まったりというか…
そう、素朴!

大昔の雰囲気が、
そのまま残っているような
進化していない感が大好きです。
(褒めてるつもりです!大まじめで!)


で、先日訪れたお寺で。

木彫りの仏像がありました。
何時代に作られたのかは
覚えていないのですが💦

金箔などを貼っている訳でもなく、
木目まで生々しく見えるのです。

仏像をじっと見ていたら、
一心に彫っている職人さんの姿が
頭の中に浮かんできました。


多分、その職人さんは
後世でこんな風にお寺に展示されるとも思わないで、
ただひたすらに、彫ってたんだろうなぁ。

ひょっとしたら、
単に命令されて作ってただけなのかな。

古墳とか遺跡だって、
その当時に動員された人たちは
命令されて仕方なく行ってた人も
結構いた、って聞いたことあるし。

でもとにかく、目の前にあることを
一生懸命こなしていたんだよね。

そう考えたら
私が今、右往左往していることって
かなりちっぽけなような。

それにこうやって
毎日何とかかんとか
過ごしている時間、
過ごしている人で
時代って作られていくんだろうなぁ。

そして後世で、
平成ってこんな時代だった、とか
展示されるのかも。

すごいよね、生きてるって。


と、妙に妄想が膨らんで、
一人で感動していたのでした(^_^;)


他にも、北極星を仏像化した仏像もあって
感動で泣きそうでした(;゚∇゚)
(年をとったなぁ…)


こうやって字にしてみると、
突拍子もない自分の発想力に
汗が止まりません(^_^;)