「後宮の烏」シリーズ第5巻。


高峻と寿雪の距離が、ググーっと近づいた本巻。

言葉少なくとも、お互いの関係を言葉にし、それにより思うところはいろいろあるだろうけれど、足元が固まった2人。

と思ったら、なんだか先行きに暗雲立ち込める状況で、本巻終了。続きが気になる。


寿雪の最後の慟哭。烏妃だからこそ、歴代烏妃たちの苦しみを理解した上での慟哭。胸が苦しくなりました。


それにしても、寿雪の物分かりの良い考え方(相手を大切にして、自分を大切にしていない)に対して、淡海の「恩知らず、と怒ればいいんですよ」発言は、私の心にヒットしました。

物分かりの良いふりをして、自分の感情を押し込めると、後々感情の糸が絡まり合い、物事がかえって複雑になってしまうので、淡海のように、自分の感情に素直になるのは大事ですよね。


続きが早く読みたいです。