オヤジの日本海旅 その2(新潟編) | オヤジの休日 進展型肺小細胞がん からの今

オヤジの休日 進展型肺小細胞がん からの今

2010年9月進展型肺小細胞癌ステージ4罹患
2015年9月完治宣告を受け、新たな事にチャレンジしたくて仕方なくなり、2016年1月サラリーマンを卒業。

2017年、ブックカフェ栞日を開業し、そこを肺がん患者会 ライオンハート岡山の事務局とし町なかがんサロンとして活動中

上越新幹線の2階から夜景を見ながら到着した新潟。

彼女のマンションに行き、引越しの準備がまだまだなのにアゴが外れそうになったオヤジ。

 

長旅の疲れもあり早めに寝たけど、引越しが間に合うか心配なのとその日の一大イベントの緊張で

早めに寝床を抜け出し荷物詰めを始めるオヤジがいました(笑)

そう、この日はご両親に初ご挨拶というドキドキの日なんです。

 

先日の京都でみんなに、がん患者でプー太郎が挨拶に来たらどうするって聞いてみたら

全員が声を揃えて「有りえな~~い」って答え。ですよね~、それにどんだけ遠いんだ。。。

 

そう思いながら、朝食をオシャレなパン屋のテラスで食べる事に。

 

ここで車のキーを閉じ込めるという事件発生。

OH! My God!

 

予備のキーがマンションにあるから取に帰るしかないかなと話してたら、

通りすがりの女性が「何かお手伝いしましょうか?」と女神の降臨です。

 

見ず知らずの女性が、オヤジ達の会話を聞いてて車でマンションまで送りますよと言ってくれるじゃない。

大事な日の朝から凹んでるオヤジにとっては、まさに女神としか思えない「お・も・い・や・り」。

 

そんな事件もありながら実家に到着すると。。。。

 

みなさんのご想像通り、玄関でご挨拶した時から既にアウェイな重い空気がオヤジを包み始めてます。

そりゃそうですよ。でもね~

確かに病気もしてます。仕事もしていません。遠くに住んでいます。

だけど、そこは嘘も何もなく全て真実。今までの事、これからやろうとしている事。

それらを包み隠さず正直にお話しし徐々に和んでいく空気。

 

そして義父さんから「近くに加治川とう日本一の桜が見頃だから見て行けばいい」

という緊張を解く言葉が出たことをキッカケに4人でその桜を見に行くというイッキに和気アイアイモード。

 

ふ~~~~~~

 

流石、日本イチというだけあって桜のトンネルが永遠に続くこの景色。

 

 

そして瀬戸内では決して目にすることのないこの景色。満開の桜の先に見えるのは残雪の山々。

 

この景色を見ながら、しばし義父さんと二人で話込んだオヤジでした。

さすがのオヤジも緊張していました。

 

そこからは、お世話になった方々とかへのご挨拶終え、夕食は魚も肉もお酒も美味しいという「風花」

 

 

新鮮で美味しい魚をつまみに地元の美味しいお酒を飲みいい気持ちになったころ合いを見計らい

お店からのサプライズなデザートプレゼント。

お店のみんなから祝福の言葉をもらいながら、安堵感の中で至福の夕食を楽しみました。

 

 

って、結婚はまだなんですが。。。。。

 

そんなこんなで新潟一大イベントを無事終了しまた一歩前進ですね。

朝から事件だらけでどうなる事かと心配したけど無事終了した新潟初日です。

 

みなさんありがとうございました。

それにしてもこの年でこんな緊張感を味わうとは。。。。。